読書

2012年2月27日 (月)

日本は世界一の水資源・水技術大国

柴田明夫さんの「日本は世界一の水資源・水技術大国」。

将来、水が化石燃料よりも高価なものになると言われて注目されるようになりました。日本では水道の蛇口をひねれば良質な水が当たり前のようにほとばしります。しかし、世界的にみれば、水は限りあるものとして見られ、豊富にあるものではありません。

本書では世界での水環境から、水ビジネスの発展、そしてその中での日本の役割などについて描かれています。

アメリカや中国ではすでに地下水の汲み上げすぎで、地盤沈下などがおき、さらに新興諸国の工業化によってさらなる水不足が今後予想されています。

水の豊富な日本の水源地である山林の土地を買おうとする中国系、韓国系企業が後を絶たないといいます。なぜ海を隔てた異国の地の水を買おうとするのか?すでに海上輸送によって水を運搬する技術も確立されているとのことで、それだけピュアな水を欲している国が多いのだそうです。

日本の上下水道技術は世界的にも優れているものの、他国に比べれば海外進出が遅れており、差ができてしまっているとのこと。テレビや携帯電話などの電化製品、通信機器だけでなく、水技術の分野でも世界のマーケット進出に遅れをとってしまっている日本。なんだか歯がゆい気もしますが、最高の技術と豊富な水資源を有効に使って、世界でも存在感を示したいものですね!

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2012年1月16日 (月)

営業部は今日で解散します

営業部は今日で解散します。

コンサルタントとしてご活躍される村尾隆介さんの本を読みました。

何よりも普通に考えれば、到底無理と感じられる題名に惹かれますよね。

商品そのものや、売り方、広め方にアイデアを絞ることで「顧客に伝わっていく力」が養われ、そのもの自体が営業する力を持っていくことで、人件費や広告費をセーブすることができる、ということだと理解しました。

世界中の企業の実例があげられていて、思わずニンマリしてしまいます。ちょっと頭をひねれば、誰もがすぐに採用できそうなものも多く、参考になります。

大分空港のラゲッジのターンテーブルで、荷物より先に回ってくる巨大なすしの広告模型。うにの軍艦巻きの模型の写真は爆笑モノです。その模型を作っただけで、利用客がクチコミで広げ、大分を寿司の街としても印象付けてくれたそうです。

お金は無くてもアイデア勝負。私ももっと脳ミソを絞らないといけないなと思いました。しわが伸びきって、ツルッツルの脳ミソを(笑)

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2011年9月28日 (水)

黄金の日日

1978年刊行の城山三郎さんの「黄金の日日」を読みました。

先日図書館で廃棄図書として扱われていたのをもらってきたものです。かつてNHKの大河ドラマにもなったということをどこかで聞きかじっていたので「ラッキー」と思っていただいてきたのでした。

城山三郎さんといえば、経済小説で有名ですが、時代ものや戦争ものも書かれていたのですね。

黄金の日日は安土桃山時代、堺の町を拠点に商人として生きた納屋助左衛門を主人公にすえて描かれた物語。この時代を切り取ったにも関わらず、商人を題材に選ぶところが経済小説の大家たる城山さんらしいといえるのではないのでしょうか。

主人公は大商家ではなく、奉公人から一攫千金を狙う若者で、その野心に溢れた行動が非常に活き活きと描かれています。33年前の小説であっても、色あせることなく、読み応えのある作品でした。

作中、「琵琶湖は多くの商船が行きかうが、出口がないだけ、箱庭のような感覚を覚える。商いをするのであれば、やはり彼方まで広がる海に出なければ」というような夢を語ります。まさに海外への進出が不可欠となっている昨今にも通じるお話ではないか、と一人膝を打ちました。

どんな時代でも、場所でも、チャレンジ精神を持つものが道を拓けるのだなぁと感じました・・・。

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2011年6月22日 (水)

サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法

「サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法」を読みました。著者はプロサッカーチーム、ジェフユナイテッド千葉市原でジュニアの指導をされている池上正さん。
我が家は子供達がサッカーをやっているわけではありませんが、「子供と接する」という点ではサッカーを題材にしていても同じであろうと読み進めました。

11の魔法は「肯定する」「(子供達が)上達する(きっかけを作る)」「楽しませる」「気づかせる」「考えさせる」「(大人達が)進化する」「夢を持たせる」「余裕を持たせる」「自立させる」「和を作る」「問いかける」

自分に照らし合わせてみると、なるほどできていないことばかり。特に子供達にあれこれと口を出し過ぎて、彼らの自立を阻害していたかも、と反省と納得することが多くありました。

池上さんのように、余裕を持って子供達を見守っていきたいです。

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2011年1月20日 (木)

上司は命がけで怒れ!

幻の手羽先で有名な「世界の山ちゃん」を展開するエスワイフード会長・山本重雄さんの本を読みました。

会社の社是ともいえるキャッチフレーズは「立派な変人たれ」。

この「変」には二つの意味があって、一つはユニークで面白いこと、人と少し違ったことをしようということだそうです。人と同じ事をしていては当然差はできないばかりか、埋没すらしてしまいますよね。

そしてもう一つは、「変化していくこと」の変。社会のシステムや慣習がめまぐるしく変化する現代、その流れをたくましく泳ぎきっていける、変化に対応できる、人になることが大事だと説かれていると解釈しました。

山ちゃんは手羽先のおいしさはもちろん、「元気」で「楽しい」というイメージがあって大好きなお店だったのですが、会長の考え方を知って、だから会社が良い雰囲気なのかな、と感じました。

さて、本の題名でもある「怒る」。山本会長は部下を本気で「怒る」そうです。「叱る」ではなく「怒る」。一瞬一瞬を必死に行動するから、本気で、100%の感情で「怒る」のだそうです。相手を思ってこそ怒ることができるのかもしれませんね。松下の創業者、松下幸之助さんも「相手のことを思うなら、真剣に叱れ(怒れ)」とおっしゃっていたと、どこかで見かけました。

本気の行動が相手を動かすのでしょうね!

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2010年12月 9日 (木)

そうか、君は課長になったのか。

東レ経営研究所社長・佐々木常夫さんが書かれた「そうか、君は課長になったのか。」を読みました。

私も後輩たちを指導していかなければいけないようなお年頃・・・となってしまい、タイトルに惹かれて読んでみました。

目標設定や心の持ちようなど、精神論的な内容かと思っていたのですが、さすが酸いも甘いもかみ分けた社長が書いた本。当たり障りのない訓示に終わらず、上司との人間関係の作り方や活用の仕方など、避けては通れないテーマもビシッと持論を展開して、権謀術数に長けた一面を感じさせられました。

また、佐々木さんは家庭では自閉症の息子や奥様がうつ病にかかるなど、いろいろな事を経験されているとのこと。正直言うと、その経験なども書かれているのだろうと期待していたのですが、まったく触れていませんでした。他にも著書があり、そちらに詳しいとの事。がっかりもしましたが、それも潔く、気持ち良くも感じました。最近では同じ人が何冊も本を出しても、あの本に書いてあったなぁということが少なくないので。

本の中表紙に書いてある「部下を動かすのはスキルではない。部下の心を動かす、君の高い「志」だ」という言葉。課長だけでなく、働く人、すべてに当てはまるような気がします。

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2010年11月16日 (火)

はやぶさの大冒険

山根一眞さん著「はやぶさの大冒険」を読みました。

2003年5月に打ち上げられ、7年をかけて宇宙を60億キロも旅した小惑星探査機のお話。

目的の小惑星から地球外物質を持ち帰ることを目的とした宇宙大航海には、日本の宇宙技術者たちの英知がすべて注ぎ込まれていました。

はやぶさは何度も故障を経験しながらも地球からの指令に従ったり、自分で判断したりしながら、宇宙を航海したのです。機器の故障の回数は大小を合わせ、軽く10を超えます。

はやぶさ自身のタフさにも目頭が熱くなりますが、日本から粘り強くはやぶさをコントロールし続けた技術チームの努力と知恵には驚きます。緻密な計算のうえに、試行錯誤の連続。どうしても映画やテレビのように、俯瞰的にはやぶさのビジュアルを捕らえたうえで、指令を送っているように思いがちなのですが、実際には(当然ながら)はやぶさがどういった状況にいるのかはまったく見えないのです。はやぶさから送られてくる、データ、数字の羅列などではやぶさの置かれた状況などを判断するのです。まったく信じられないような技術です!

そして月以外の天体物を持ち帰るという最大最高のミッションが果たされたというニュースが、今日、報道されていましたね。

イトカワという名前の小惑星のほんの微粒子が付着していたようなのですが、これまた信じられないことに、その微粒子から、太陽系の成り立ちがわかる手がかりも見つかるかもしれないということです。

この大宇宙の謎を解き明かすかもしれないカギを見つけるなんて・・・、科学の進歩はすごいですね!

著者の山根さんは「中学生にも分かるような内容」を心がけたそうですが、まさに中学生のように興味津々で読むことができました。この本を夢中で読んだ中学生が、将来、また新たな科学的な発見をしたりするんだろうな。それほど、夢を抱かせてくれる一冊でした。

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2010年10月24日 (日)

気にするな

弘兼憲史さんの「気にするな」を読んだ。

私にとって、弘兼さんといえば、やはり「島耕作」。こんなバリバリ働くビジネスマンは格好良いなぁ・・・なんて、課長島耕作の頃から思っていて、そんな作品の舞台裏が見られるとあって、興味津々でした。

作品の舞台裏から意図、そして著者の生い立ち、物の考え方まで、語られていて、人物の一端がよくわかる作品。

キャラクターの島耕作自身も物事にあまり執着しない性格で描かれていますが、著書を読んでいると、弘兼さんご自身も一歩引いた立場から物事を冷静に見て分析するようなタイプのような感じが読んで取れました。

何よりも人生はすべて自分の選択で進んでいくもので責任は自らにある、という考え方。そしてなるようにしかならない。だからこそ過ぎたことに「気にするな」という考え方をされるようです。

なんとなく突き放すような物言いのようにも取れますが、実はそれが声を出さずにそっと語られる人に対しての応援歌のようにも捉えられるのです。

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2010年10月12日 (火)

なぜ日本人は落合博満が嫌いか?

書店で見かけた衝撃的なタイトル。

テレビプロデューサーとして活躍するテリー伊藤さんが書いた本を読みました。

中日ドラゴンズを率いる落合博満監督は確かに人気がないと言われていますが・・・。

これほどストレートなタイトルをつけるとは・・・。

世間の人たちには、落合監督の愛想のなさ、そしてかわいげのない態度が気に入られていないとテリーさんは分析していますが、しかしその批判をはね返す力こそが「落合力」だと。

確かにマスコミや他チームを挑発するような発言もありますが、それは自分を追い込むためだともとれます。さらに申し分ない結果で応えてきています。

確かに落合監督の有言実行の力こそ、現状を打破する力なのかもしれません。

本書には様々な落合監督の行動や思想をたとえ話を交えて軽快に語っていきます。テリーさんの引き出しの多さを感じられます。ドラゴンズファンであってもなくても、落合嫌いであってもなくても楽しめるのではないでしょうか。

今日もありがとうございます!

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2010年9月27日 (月)

バカでも年収1000万円

伊藤喜之さん著「バカでも年収1000万円」を読みました。

書店でも平積みになっていましたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。特に一宮駅の三省堂では一面、この本で埋め尽くされていました。

さて、著者の伊藤喜之さんは自称「バカリーマン日本代表」。

自らを、学生の頃から勉強とは無縁の脳みそ筋肉男、と評していますが、これがどうして、観察力、洞察力、行動力に秀でた素晴らしく優秀な方のようです。

本書は「どんなにバカでも、肩書きだけのニセエリートをやっつけるだけの方法」を教えてくれるものです。

「バカ6大奥義」をはじめとした、成功の法則の中で気になったのが「人に貯金をする方法」。銀行にお金を貯金をしても、利息はスズメの涙。それならば大切に思う人(取引先や憧れの人、家族)にお金を使ったほうが、戻ってくるものははるかに大きい、といった解釈で良いでしょうか。「生き金」を使うということでもありますよね。

自分を振り返ると、資金を貯めるためにケチケチとし過ぎていたと思うのです。当然、貯金も必要ですが、程度の問題でしょう。

この本を手にした大きな理由は著者の伊藤さんが一宮出身だということ。驚きました。一宮は人材の宝庫なのでは?と思いました。

自分も負けていられない!力をいただけました。

今日もありがとうございます!

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