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2011年9月28日 (水)

黄金の日日

1978年刊行の城山三郎さんの「黄金の日日」を読みました。

先日図書館で廃棄図書として扱われていたのをもらってきたものです。かつてNHKの大河ドラマにもなったということをどこかで聞きかじっていたので「ラッキー」と思っていただいてきたのでした。

城山三郎さんといえば、経済小説で有名ですが、時代ものや戦争ものも書かれていたのですね。

黄金の日日は安土桃山時代、堺の町を拠点に商人として生きた納屋助左衛門を主人公にすえて描かれた物語。この時代を切り取ったにも関わらず、商人を題材に選ぶところが経済小説の大家たる城山さんらしいといえるのではないのでしょうか。

主人公は大商家ではなく、奉公人から一攫千金を狙う若者で、その野心に溢れた行動が非常に活き活きと描かれています。33年前の小説であっても、色あせることなく、読み応えのある作品でした。

作中、「琵琶湖は多くの商船が行きかうが、出口がないだけ、箱庭のような感覚を覚える。商いをするのであれば、やはり彼方まで広がる海に出なければ」というような夢を語ります。まさに海外への進出が不可欠となっている昨今にも通じるお話ではないか、と一人膝を打ちました。

どんな時代でも、場所でも、チャレンジ精神を持つものが道を拓けるのだなぁと感じました・・・。

今日もありがとうございます!

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