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2010年11月16日 (火)

はやぶさの大冒険

山根一眞さん著「はやぶさの大冒険」を読みました。

2003年5月に打ち上げられ、7年をかけて宇宙を60億キロも旅した小惑星探査機のお話。

目的の小惑星から地球外物質を持ち帰ることを目的とした宇宙大航海には、日本の宇宙技術者たちの英知がすべて注ぎ込まれていました。

はやぶさは何度も故障を経験しながらも地球からの指令に従ったり、自分で判断したりしながら、宇宙を航海したのです。機器の故障の回数は大小を合わせ、軽く10を超えます。

はやぶさ自身のタフさにも目頭が熱くなりますが、日本から粘り強くはやぶさをコントロールし続けた技術チームの努力と知恵には驚きます。緻密な計算のうえに、試行錯誤の連続。どうしても映画やテレビのように、俯瞰的にはやぶさのビジュアルを捕らえたうえで、指令を送っているように思いがちなのですが、実際には(当然ながら)はやぶさがどういった状況にいるのかはまったく見えないのです。はやぶさから送られてくる、データ、数字の羅列などではやぶさの置かれた状況などを判断するのです。まったく信じられないような技術です!

そして月以外の天体物を持ち帰るという最大最高のミッションが果たされたというニュースが、今日、報道されていましたね。

イトカワという名前の小惑星のほんの微粒子が付着していたようなのですが、これまた信じられないことに、その微粒子から、太陽系の成り立ちがわかる手がかりも見つかるかもしれないということです。

この大宇宙の謎を解き明かすかもしれないカギを見つけるなんて・・・、科学の進歩はすごいですね!

著者の山根さんは「中学生にも分かるような内容」を心がけたそうですが、まさに中学生のように興味津々で読むことができました。この本を夢中で読んだ中学生が、将来、また新たな科学的な発見をしたりするんだろうな。それほど、夢を抱かせてくれる一冊でした。

今日もありがとうございます!

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